下降と筋力
山登りをしている時も、登るより降る方が筋肉を使うとか。
昨日の歌のレッスンで先生から下降する時の音の不安定さを指摘された。
確かに、不安定だ。しかも意識してもコントロールすることが出来ない。
坂道を走って降ると「うわー、止まらない‼︎」となる時があるが、
下降旋律を歌う時それがお腹で起こっているように感じた。
そして、筋力が足りないように感じた。
下降する旋律を歌う時は今出している音より低い音を続けて繰り出す。
低い音というのは前よりも声帯を緩めるわけだから弛緩が必要。
でも弛緩は一気ではなく小刻みでないといけない。
小刻みにするためにはやはり筋違うよが必要なのだろう。
それが筋肉量なのか筋肉をコントロールする頭の中の新しい神経回路なのか…、
後者かなぁ…。
とにかく、音が下がっていく旋律を私は研究する必要がある。
声楽っていうのは、こうやって指導者と悪い癖を1つ1つ見つけては潰していく作業なんだなぁと、近頃感じる。