癖
歌とガンバには共通のものを感じる。つまり、歌において出来てない事や悪い癖が同じ様にガンバに出る。しかし、下手だけどやってて楽しいところもまた同じ。
同じ歌の先生に師事している人がバイオリンを美しく弾くために歌を習い始めたという話をしてくれた事があったが、聞いた当初は「何言ってんだ?」って感じで全然ピンと来なかった。しかし、今なら痛いほど分かる。似ているのだ。
更に私の場合は、リコーダーにも歌やガンバと同じ下手さが発揮されてると思う。でもリコーダーは音を出してるだけで楽しいという事がない。
しかし、リュートはその負のグループに入っていない。確かに、音は綺麗なものが出てるし、そして何かが違う、ガンバや歌やリコーダーとは何かが違う。リュート良いんだけど、歌やガンバほど楽しみが大きくない…。しかし私の適性はリュート方面なんだろうと思う。
悪い癖から抜け出すにはどうしたら良いのだろう。練習すればするほど癖が強化されるように感じるから、練習を頑張って重ねることによって改善されるとも思えない。まあ、続けることで少しずつ悟るしかないのだろうなぁ。
就活
就活。
私はもう関係のない立場なのだが、就活のESにも面接にも本音なんてものは全くない。そもそも仕事をする時に個人の本音なんか無いわけだから当然といえば当然。しかし日本では私生活でも本音と建前が重要な文化だから、外国ですら建前を使うビジネス分野ともなると、日本人の建前は加速する。完璧な建前の使い方を自身に叩き込んで就職し、就職後は職場で本音を一切交えない生き方を叩き込まれるわけだから、働くうちに段々と自分の本当の気持ちや、自身の人生において一番に優先されることが完全に分からなくなってしまう。そうやって死んでしまう人は過労死していくんだろうな。
仕事で山ほど就活本をブラウジングして「絶対こんなこと思ってへんやろ」という建前の津波に息苦しさを覚えた。全然関係なくてもこの息苦しさ。生き辛いねぇ。